ホタルの一生 ほたるの寿命は、通常1年です。そのうちの約9ヶ月間は幼虫として水中で過ごします。
しかし中には、2年、3年と水の中で幼虫生活を送るものもいます。

■卵<約1ヶ月間>

 水際のコケに産み付けられた卵羽化近くなると、中の幼虫が光っているのがわかる。

■ゲンジボタル
  上が雄、5節目と6節目が発光器。下が雌、5節目だけが光ます。
  メスは約2cm オスは約1.5cmと少し小さい。

■幼虫<約9ヶ月間>

 卵からかえった幼虫は、近くの水の中に落ち、水中での生活が 始まります。
 体の大きさに合ったサイズのカワニナを捕らえて餌にします。
 冬になるとほとんど動かなくなります。やがて春が来て桜が散ったあと、
 幼虫は上陸を始めます。特に湿った暖かい日の夜に多く上陸します。


■さなぎ<約1.5ヶ月間>  岸辺の柔らかい土の中にもぐった幼虫は、土の部屋をつくり、約1ヶ月間じっとしています。
 見た目は幼虫ですが、体の中は大改革が行われ、その後脱皮して、幼虫から白いさなぎの姿に変わります。


■成虫<約2週間>

 土の中から羽化した成虫がでてきます。オスはメスを求めて光りながら飛翔します。
 メスは飛んでいるオスに光りで合図を送って自分を知らせます。
 交尾がすんだメスは、産卵場所を求めて水路沿いに飛翔します。
 産卵に適した水際のコケなどを見つけるとそこに産卵します。
 この一大事業を終えると、やがて死んでしまいます。

○ゲンジボタル

体長:14〜18mm
オスの飛翔時には、
3〜4秒に1回光る。
○ヘイケボタル

体長:10〜12mm
オスの飛翔時には0.5秒
に1回の速さで光る。
■ホタルの餌

○カワニナ

○モノアラガイ

ゲンジボタルもヘイケボタルも水中の巻貝を餌にします。
ゲンジボタルはカワニナだけですが、ヘイケボタルは、カワニナの他にモノアライガイ
などのいろいろな巻貝を食べます。餌を食べるのは幼虫の期間だけです。